日本でのホテル隔離について
隔離ホテル 羽田空港到着者 政府指定ホテル
2021年8月下旬帰国時の情報です。
各ホテルでルールや規制は異なる可能性がありますので、予めご了承お願いいたします。
① ホテルについて
<場所>
羽田着の帰国者は3つのホテルに分けられているようです。振り分けの仕方は不明です。(都内の2ホテル、横浜市内のホテル)
<チェックイン時>
パスポートと空港での入国手続き中に渡される健康カードの確認、また、毎朝8時までに健康状態の報告をするよう依頼があり、体温計を渡されました。食べ物のアレルギー有無についても聞かれましたが、アレルギーをお持ちの方への食事対応がどのようになるかは分かりません。
メモ
私の入所したホテルでは、差し入れ、デリバリー、ネットショッピングが可能でした。(冷蔵・冷凍品、アルコールは不可) 到着翌日にAmazonで野菜ジュース等を注文し、問題なく受け取りました。宛先は隔離ホテル/部屋番号で自分宛。
② ホテルの備品・室内について
入所するホテルで多少異なる事が予想されますので、予めご了承お願いします。
<家電類>
エアコン、TV、冷蔵庫、湯沸かしポット、空気清浄機、置き時計
<生活備品>
タオル、ハンガー、ヘアドライヤー、コップ、テーブル、椅子、鏡、ユニットバス(浴槽あり/ウォシュレット付き)、シャンプー、リンス、ボディソープ、歯ブラシ、髭剃り(ジェルは無し)、ヘアキャップ、ヘアゴム、インスタントコーヒー、緑茶、バスローブ、
<インターネット環境について>
インターネットは無料で使用可能で、LANの接続口もあります。
環境は快適で、TV通話、動画視聴は全く問題ありませんでした。
<その他>
部屋の大きさは15㎡程のツインベッドルームで、比較的新しい感じのお部屋でした。窓が開けられなかった事が辛かったです。
また、有料/予約制のランドリーサービスもありましたが、私は小銭を持ち合わせていなかった為、利用できませんでした。(両替は1000円札と500円玉のみ対応可)乾きやすい素材の部屋着を多くもってきた為、室内で洗濯し部屋干ししてました。
③ 事前に準備しておいてよかった物
<運動グッズ>
部屋からは一歩も出れませんので、運動不足になります。
トレーニングチューブとプッシュアップバーを持ち込みました。
(Tokopediaで購入)
<化粧水、洗顔などのケアグッズ>
お部屋には用意がありませんでした。
<好みのお菓子や食材など>
私が入所したホテルではネットショッピングが可能だった為、隔離中にも食材などが注文可能ですが、事前に準備しておいてよかったです。
<ウエットティッシュ>
お部屋にティッシュはありますので重要度は高くないですが、ウエットティッシュがあると掃除などに便利です。
<入浴剤>
気分のリフレッシュに入浴剤を持ち込みました。(Tokopediaで購入)
③ ある1日流れ
7:00 –
館内アナウンスで唾液による検査キットを該当者へ配布する旨がアナウンスされる。検査日であった為、(インドネシアからの入国者は3日目、6日目、10日目に検査があります)ドアノブにかけられた検査キットを受け取り、自室で唾液を採取し容器へ入れる。空港での検査も同じタイプでした。
7:20 –
検疫官の方が部屋まで回収に来られ、名前を確認の上、容器を提出。
私のホテルでは8時までに健康状態の報告が義務付けられているので、配布されたQRコードをスキャンし、チャット形式で質問に回答する。(LINEやWhatsappのような感じです)
8:00 –
朝食配食済みのアナウンスが流れ、ドアノブにかけられたお弁当をいただく。
11:35-
My SOS アプリから健康状態を報告するよう通知があり、アプリを開いて「健康状態報告」をタップし入力して完了。
12:00 –
昼食配食済みのアナウンスが流れ、ドアノブにかけられたお弁当をいただく。
14:00-
My SOS アプリから現在地を報告するよう通知があり、アプリを開いて「現在地報告」のをタップし入力して完了。
16:00 –
検査結果の通知がありました。
18:00 –
夕食配食済みのアナウンスが流れ、ドアノブにかけられたお弁当をいただく。
18:23 –
My SOSから「今からテレビ電話を発信する旨」の通知があり、1分後に着信がありました。
普段の電話を取るように応答すると、下記のような画面表示となり、30秒で自動的に切断されました。
最後に
ホテルでの生活は思っていた以上にきついと感じました。
NetflixやAmazon Primeなどの動画配信サービスに加入していた為、時間を潰すのに役立ちました。
毎日の健康状態報告やアプリの使い方などは、難しくないのであまり心配は入りません。ただし、私の知り合いは古いスマホを使用しており、帰国者にインストールが義務付けられているアプリに対応していなかった為、空港でスマホを15,000円でレンタルしたようです。念の為こちらで事前に確認した方が良いです。
「運動グッズ」、「お好みのお菓子・食材など」、「時間を潰せる物」は事前にある程度ご用意の上、ご帰国される事をおすすめします。
こちらの情報が皆様のお役に立てば幸いです。
以上