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【VOA編】インドネシアのVISA(査証)の種類について①

インドネシア企業進出 インドネシアでのビジネス 

※2024年7月18日現在

現在インドネシアでは日本国籍向けのビザ(査証)免除措置の適用は無く、全ての日本人旅行客が入国の際にいずれかのビザを取得する必要があります。

今回はその中でも最も一般的な短期滞在向けVOAについてご紹介します。 

 

アライバルビザ(Visa On Arrival)※30日以内の滞在が条件

略してVOAといいます。現地申請、オンライン申請ともに可。

ポイント

  目的:観光、トランジット、商談など

  費用:5000円程度(500,000ルピア)

  条件:6か月以上の残存期間のあるパスポート、及び復路(帰りの航空券)もしくは第三国への航空券の準備

  延長:1回のみ30日間(合計で最大60日間滞在可能)

アライバルビザの種類

    • B1:Tourism (観光・親族や友人訪問・乗り継ぎ等)
    • B2:Business (商談・契約締結・商品購入等)※工場の視察、生産者の生産活動の継続的な監督などは不可
    • B3:Medical Treatment(治療)
    • B4:Government Business (政府関係用務)

 

アライバルビザ(Visa On Arrival)取得上の注意

    • 一つのVOAビザで入国できる回数は一回。一度出国した場合、また新たにVOAを取得しなおす必要があります。
    • 事前に30日以上の延長滞在の可能性がある場合、現地での取得でなくオンライン取得をおすすめします。(延長手続きの際、現地取得の場合は移民局事務所に足を運ばなければならない可能性があります。オンライン取得の場合は原則オンラインでの延長手続きが可能になります。)
    • オンラインでの延長申請が可能なのは2024年7月現在、ジャカルタ又はバリから入国した方のみになります。
    • 渡航の目的がVOAの規約に沿っているか確認してください。

 

アライバルビザ(Visa On Arrival)取得方法

1, 現地取得

現地取得の注意点

    • お支払いは現金のみ。
    • 帰国まで領収証となる査証支払い証明(後述)を保管しておく。
    • 入国審査時に、パスポートにVOAステッカー(査証)が貼付されたか確認。
      貼られておらず、出国時にトラブルとなるケースが多発しています。

 

VOA

 

現地での取得方法

    • インドネシア到着後、入国審査の手前にある査証取得カウンターに並ぶ
    • 取得費用の500,000ルピアを支払い(同額相当通貨、ドルや円での支払いも可)、支払い証明を受け取る
    • 入国審査ブースでパスポート、先ほどの証明書、復路となる航空券を入国審査官に提示
    • パスポートにVOAステッカーを貼付して貰う

 

2, オンライン取得

オンラインビザ(e-VOA)の注意

    • スマホでの申請時に接続エラーが頻発している為、パソコンからの接続を推奨します。
    • オンラインのVOA(e-VOA)で入国が可能な空港は限れているため、渡航先の空港がe-VOAに対応しているか注意が必要です。(下記参照)
    • 申請は入国の14日前から可能。48時間前までに行う事が推奨されています。
    • オンライン申請の場合、取得費用に手数料が含まれる為 519,500ルピアになります。
    • ビザに表記されている有効期間(Valid from/until)を過ぎたビザは使用できません。

 

e-VOAで入国可能な空港例

    • ジャカルタ(スカルノ・ハッタ国際空港)
    • バリ(ングラ・ライ国際空港、通称デンパサール国際空港)
    • スルタン・イスカンダル・ムダ国際空港
    • クアラナム国際空港
    • スルタン・シャリフ・カシム2世国際空港
    • ハン・ナティム国際空港
    • ミナンカバウ国際空港
    • ハリム・ペルタナクスマ国際空港
    • クルタジャティ国際空港
    • ジョグジャカルタ国際空港
    • ジュアンダ国際空港
    • ザイヌティン・アフドゥル・マジット国際空港
    • ハサヌティン国際空港
    • スルタン・アジ・ムハンマト・スレイマン・スピンガン国際空港
    • サム・ラトウランギ国際空港
    • センタニ国際空港

 

登録に必要なもの

    • パスポートの写真(JPEGとPDF)
    • 証明写真(JPEG) (証明写真と同じ体裁であればスマホセルフィでも可。背景は無地で画像サイズは最小400px-600px、最大2MB以下)
    • 帰国用の航空券(PDF)
    • 滞在先の住所
    • クレジットカード(Visa、Mastercard、JCB のいずれか)

 

e-VOAの取得方法

    • ウェブサイトにアクセス
    • 画面のApplyをチェック
    • 旅行の目的に沿って項目を埋める。ビザカテゴリは旅行またはトランジットの場合「B1 – Tourism (Visa on arrival)」商談などの場合「B2 – Business (Visa on arrival)」
    • パスポート及び証明写真(JPEG)のアップロード
    • 申請者情報の入力とパスポート、航空券(PDF)のアップロード
    • 入力内容の確認
    • 提出ボタンを押して申請
    • 登録したメールアドレスに申請の控えメールが届いていることを確認
    • メールからサイトに飛び、登録情報に間違いが無いか確認
    • サイト上の支払いボタンから支払いを行う。(支払い画面に移行して一時間以内に支払いを行う)
    • 登録したメールアドレスにe-VOA(オンラインビザ)が届いていることを確認
    • 印刷し入国審査時に提示

 

以上、VOA(Visa on Arrival)は30日しか滞在できませんが、延長手続きをするとさらに30日の滞在が可能になります。

詳しくは在インドネシア日本国大使館、外務省等のホームページをご参照下さい。

https://www.kemlu.go.id/tokyo/lc/pages/visa/4297/etc-menu

http://www.anzen.mofa.go.jp/m/mbimmigration_002.html



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