インドネシアは交通渋滞が酷い地域が多く、特にジャカルタ中心地の渋滞は深刻です。
以前に「3IN1政策」などが試されましたが、2016年頃からはナンバープレートの数字で奇数偶数に分けた規制が開始されています。
*「3IN1政策」1台の車両に3名乗車していると規制区域を通行可能。
規制内容
車のナンバープレートの末尾の数字が奇数か偶数かよって規制が掛けらています。
Ganjil =奇数
Genap=偶数
例えば6月18日は、末尾が偶数の車両は規制なく通行可能です。
(*0ゼロは偶数に該当します。)
現在インドネシアでは電気自動車の普及に政府が力を入れており、
電気自動車は規制の対象外となっています。
ナンバープレートに青い線が入っている車両が電気自動車です。
規制時間
土日祝日を除く、午前7時から10時 および 午後4時から8時まで交通を規制されます。
規制地区
導入当社は、9つの道路のみでしたが、現在は26つの道路まで拡大しております。
今後も増える可能性がありますので、最新のニュースをチェックしてください。
特に住居を選ぶ際は、通勤先の経路を考慮して住居探しが必要です。
オススメな機能
インドネシアでは渋滞が酷いことから、目的地へ出発前にGoogle MapやWAZEアプリで目的地までの所要時間を調べることが多いです。
しかし目的地が交通規制の対象エリアにある場合は、お車のナンバープレートにより移動時間が大きく異なります。
ここでは奇数、偶数を回避した経路を調べる方法をご紹介します。
【Google MAP編】
*Andoroid設定方法(iphoneの設定は多少異なる場合がございます。)
1) Google Map アプリを起動いたします。
2) 上部の検索バーの右端にあるご自身のアカウントを選択します
3) 下へスクロールし、「ナビの設定」を選択します。
4) 下へスクロールし、経路オプションの「ナンバー規制で通行できない道路を回避」を選択します。
5) 奇数or偶数のナンバープレートを選択して、完了を選択します。
普段利用されているお車のナンバープレートを登録しておくと便利です。
最後に
ジャカルタはインフラ整備が重要課題の一つで、日本と比較すると公共交通機関がまだ発展しておりません。
しかしMRT(地下鉄)フェーズ1の開通、フェーズ2の工事も進められており、非常に便利になってきました。
ぜひMRTを有効活用し移動のストレスを軽減してみてください。