ジャカルタの住宅の種類は「アパートメント・サービス付アパートメント・タウンハウス・戸建」の4つのタイプに分類されます。
中間層向けの住宅は約1,000万円程迄で、1,000万円を超えてくると富裕層向け及び投資向けに位置付けられてきます。
住む家としては一戸建ての人気が根強く、一番最初に買う家としてアパートメントを選ぶインドネシア人は多くはありません。アパートメントは2戸目以降に、実需あるいは投資向けとして買う富裕層が多いです。
アパートメント
インドネシアでは、日本でいうマンションがアパートメントと呼ばれています。
高いもので50階建ほどになる高層なものが多く、部屋の広さも小さめの2LDKで90㎡前後、3LDK、4LDKの部屋になると150㎡~300㎡以上になるものもあり、サイズは日本よりかなり大きめです。
外国人向けの賃貸物件は家具付き、家電付きのケースがほとんどです。日本人駐在員の多くがこのアパートメントに住んでおり、家賃は物件によりUSD2,000~USD5,000程度です。ジャカルタ中心部のアパートメントの場合、インドネシア人オーナーの「日本人に貸したい」というニーズはとても強いです。
アパートメントの設備は、通常1階にレセプションがあり、レセプショニストやセキュリティが24時間体制で勤務しています。多くのアパートメントにプール、ジム、テニスコートや小さめのコンビニ、カフェ等が揃っています。家賃の支払いは基本的に1年分前払いです。
ジャカルタ インドネシアの賃貸マンション・アパートメント情報・検索
日系企業による開発もこの2-3年程で増加しており、東急不動産・大和ハウス工業・伊藤忠都市開発・京急電鉄・西日本鉄道・東京建物等によるアパートメントの開発が行われています。
インドネシア初!オールジャパンの分譲マンション「BRANZ Simatupang」
サービスアパートメント
通常のアパートメントに掃除、洗濯やシーツ、タオル交換、朝食など、ホテルのようなサービスが付加され、光熱費も家賃に含まれている形式の物件です。
アパートメントに比べて家賃は2~3割ほど高くなるのが一般的です。契約期間は短期から長期まで可能です。
日系企業はジャカルタ郊外の工業団地にサービスアパートメントを開発するケースが多く、豊田通商・三光ソフラングループ・藤田観光等によるサービスアパートメントがあります。
<豊田通商が運営するAXIAサービスアパートメント>
タウンハウス
数十件の戸建てや連棟式の戸建のような住宅が塀で囲まれた敷地内に立ち並び、出入口がセキュリティで警備されています。
敷地内は緑が多く、プールやテニスコート等があり、ペットが可能な場合も多いです。 上記アパートメント同様、通常家具付きで家賃も1年分前払いとなります。
一戸建て
庭付きの住宅で、アパートメントと同じく日本の一戸建て住宅よりも敷地が広く、建物面積も大きく建築されているものがほとんどです。
日系企業では飯田産業・一建設・トヨタホーム・穴吹興産等が進出しています。
<トヨタホーム サクラレジェンシー>
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