日本人が個人名義で不動産投資する場合、基本的にはアパートメント(日本でいう分譲マンション)への投資がメインになると考えられます。
首都ジャカルタのアパートメントでは2020年時点での想定利回りを試算するとおおよそ5~10%のレンジになっています。
ジャカルタ郊外や地方エリアに目を向ければ、利回り10%超えるものが見つかる可能性は十分あります。
しかし物件の劣化が日本より早く、メンテナンス費用が日本以上にかかる可能性もあるので留意が必要です。
近年、日本の東京都心部の不動産の利回りは3%ほどともいわれていますのでインドネシアの方が高い利回りが得られる可能性が高いです。
一方で、インドネシアでは日本のように、所有者と媒介契約を結んだ場合に不動産会社に課せられる、流通不動産情報の指定機関への期限内登録などの仕組みがありません。
また、クオリティの高い不動産ポータルサイトも少ないため、広範囲に正確な情報をインターネットだけで調べることも難しいです。
このため、現地ではエージェントなど含め人づてに不動産情報が広がっていくケースが多いです。
WhatsAppもよく活用されており、日本とは違う情報の広がり方をみせています。
現地のエージェントと多くコネクションをもっていれば、いつか掘り出し物が見つかり、利回り20%~30%といった掘り出し物に出会う可能性もあるかもしれません。
ただ、うまい話には裏がある、という考えて慎重に物件探しを行うべきです。